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コロナ禍のテレビ制作会社A Dimension② ~初めての生放送!~
「アベマ de 週末ボートレース」
この自粛期間中、僕の在宅ワーク以外の唯一の仕事が「アベマde 週末ボートレース」だ。
この番組は、昨年の6月から今年の5月末まで毎週金曜日、土曜日放送していた番組でA Dimensionは土曜日の制作チームとして入っていた。
僕たち2020年新卒組の内定が出てから、すぐにこの番組見学をさせてもらい、今年の4月の
入社までの期間は、バイトとして番組作りに携わってきた。
番組を作るということがどのようなものか全く知らなかった僕にとって、生で現場に入った初めての番組だ。
しかも生放送!
基本的に僕はADとして番組に関わっていたので、
業務内容は
・必要な道具の準備
・カンペ作り
・楽屋準備
・リハーサル
・放送中の時間カンペ
・片付け
大まかな内容はこんな感じだ。
僕は現場に行って、先輩が作った台本をもらい、先輩が印刷してくれたカンペを冊子の形にして、楽屋準備やリハーサルも最初は先輩に教えてもらいながら準備をした。
なので、僕は当日しか動いていないが、先輩方は前々から準備をして現場でも中心になって番組を作っていた。これが番組を作るということなのだなと思っていた。
しかしコロナの影響でアベマの番組もリモート放送に4月中旬から切り替わった。
人を出来る限り少なくして、出演者はそれぞれ別の部屋で撮影する形になった。
出演者の方も普段と違う撮影スタイルで戸惑うところもあったかもしれないが、制作も今までとは違う準備が求められた。
撮影部屋が別で、撮影部屋にはスタッフは各1人、出来るだけ距離を取って出演者に指示を出す。
先輩Dはカメラ割など、僕がわからないような苦労があったと思う。
わからないので詳細は書けないけども。
このリモート放送がスタッフの人数を減らしたが故に、新入社員で入社1ヶ月のADである僕にも、責任のある仕事を任してもらえた。ゲストの撮影部屋での、ゲストへのカンペ出し、指示出しだ。
撮影部屋で芸能人と一対一で仕事をする機会など、ADにはあり得ない仕事だろう。
しかしリモート放送なので部屋が散るため、僕にもこのような仕事をさせてもらえた。
もちろん困ったらインカムで先輩Dに聞くし、インカムでの先輩の指示通りに自分も出演者に指示を出す。しかし部屋が全く別のため、自分で考えて動く部分ももちろん要求される。
番組がスムーズに進むように、出演者の方が気持ちよく仕事を出来るようにと考えて動くことを今まで以上に必要とされる。
この経験を入社してすぐに出来たことが私にとって大きかった。
この番組の制作は5月いっぱいで終わってしまったが、
またA dimensionチームで制作する番組に、今後関われたらいいなと思いました。
社長が仕事を取ってきてくれるのを期待しています。